ケトジェニックダイエットの効果とメリット・デメリット【山本義徳推奨】

ケトジェニックダイエットは、最近注目を集めているダイエット方法のひとつです。日本のボディビルダーであり、Youtuberである山本義徳さんもケトジェニックダイエットを推奨しています。

特に体重がなかなか落ちず悩んでいるという人にとっておすすめのダイエット方法です。

ケトジェニックダイエットは、低炭水化物・高脂肪の食事を主体とし、体内の糖分を使わずに脂肪を燃焼させる効果が期待できます。

ケトジェニックダイエットについてしっかりと理解して理想のボディを目指していきましょう。

【山本義徳が推奨】ケトジェニックダイエットとは

ケトジェニックダイエットは、低炭水化物で高脂肪の食事を行うことで体重を減らすダイエット方法です。

通常、私たちの体は炭水化物をエネルギー源として利用しますが、ケトジェニックダイエットでは体をケトン体と呼ばれる脂質の代謝物質を使ってエネルギーを生み出す状態に導きます。

ケトジェニックダイエットのメリット

脂肪燃焼効果

ケトジェニックダイエットでは、炭水化物の摂取を制限し、代わりに脂質を摂取します。この食事法によって、体内の糖分を消費し終えた後は、脂肪をエネルギーとして使うようになります。

そのため、脂肪燃焼が促進され、体重の減少が期待できます。

食欲のコントロールがしやすい

ケトジェニックダイエットでは、脂質を多く摂取することにより、満腹感を得やすくなります。脂質は消化に時間がかかるため、食後の満腹感が長続きします。

また、血糖値の上昇が緩やかになるため、血糖値の乱高下による空腹感や食欲の増加を抑える効果もあります。

食事のバリエーションが豊富

ケトジェニックダイエットでは、炭水化物を制限しつつ脂質を摂取することが基本です。このため、お肉や魚介類、チーズ、アボカドなどの高脂質食品を積極的に摂ることができます。

これにより、食事のバリエーションが豊富になり、食事の楽しみが増えます。

インスリンの効率化

ケトジェニックダイエットでは、炭水化物の摂取を制限するため、インスリンの分泌が低下します。インスリンは脂肪の蓄積を促進するホルモンですが、その分泌が低下することで、脂肪の蓄積を抑える効果が期待できます。

また、インスリンの分泌が安定することで、血糖値の上下が緩やかになり、健康状態の改善にも寄与します。

エネルギーレベルの安定化

ケトジェニックダイエットでは、炭水化物の摂取を制限するため、血糖値の上下が緩やかになります。その結果、エネルギーレベルが安定し、一日を通して持続的なエネルギーを感じることができます。

さらに、脂質をエネルギー源として利用するため、持久力や集中力の向上も期待できます。

ケトジェニックダイエットのデメリット

炭水化物の制限が厳しい

ケトジェニックダイエットでは、炭水化物の摂取を極端に制限する必要があります。

これは、体内の糖分を使い切り、代わりに脂肪を燃焼させるための効果的な方法ですが、炭水化物を大幅に制限することは初めての方には難しいかもしれません。

栄養バランスが偏りやすい

ケトジェニックダイエットでは、脂肪を多く摂取する必要がありますが、同時に野菜や果物などの炭水化物を制限するため、栄養バランスが偏りやすくなります。

特に、ビタミンやミネラル、食物繊維などの必須栄養素の摂取が不足しがちです。注意深く食材を選んだり、サプリメントを摂取することが必要です。

炭水化物好きは続けられない

ケトジェニックダイエットでは、炭水化物を制限するため、食事の選択肢が制限されます。例えば、糖質が多い果物、炭水化物の多い加工食品、甘いお菓子などは制限されます。

炭水化物が大好きという人にとってはケトジェニックは地獄かもしれません。

ケトフルー（ケトジェニックフルー）のリスク

ケトジェニックダイエットに取り組むと、体がケトン体を生成し始めるため、最初の数日から数週間にわたって、ケトフルー（ケトジェニックフルー）と呼ばれる症状が現れることがあります。具体的な症状には、頭痛、吐き気、倦怠感、イライラなどがあります。

これは、体が糖分の代わりに脂肪を燃焼し始める過程に起因するものであり、しばらくの間、体が慣れる必要があります。

人によっては長期的な持続が難しい

ケトジェニックダイエットは、厳しい制限が必要であり、人によっては長期的な持続が難しいかもしれません。炭水化物を制限する食事は、日常的な食生活の大きな変化を要求します。また、食事の選択肢が制限されるため、飽きや飽腹感の問題が発生することもあります。

そのため、長期的な持続を考えた場合、個々のライフスタイルや食生活に合ったダイエット方法を探すことが重要です。

ケトジェニックダイエットにおける注意点

ケトジェニックダイエットは、体重を効果的に減らすことができるダイエット方法として注目されています。しかし、初めて取り組む人にとっては注意が必要なポイントもあります。

以下に、ケトジェニックダイエットを始める際に初心者が気をつけるべきことを紹介します。

適切な栄養バランスを保つ

ケトジェニックダイエットでは、炭水化物の摂取を極端に制限し、代わりに脂質を多く摂取することが特徴です。しかし、脂質の摂り過ぎによる健康リスクや栄養不足に注意が必要です。

初めてのケトジェニックダイエットでは、栄養バランスを保つために、食事の中に野菜やタンパク質を適切に取り入れることが重要です。

水分補給を忘れない

ケトジェニックダイエットでは、糖質の摂取が制限されるため、体内から水分が排出される傾向があります。そのため、水分補給を怠らず、こまめに水を摂るようにしましょう。

また、水分補給の際には、ミネラルウォーターやスポーツドリンクなど、電解質も併せて補給することがおすすめです。

適度な運動を取り入れる

ケトジェニックダイエットは、体内の糖質を使わずに脂肪をエネルギー源とするため、効果的に脂肪を燃焼させることができます。しかし、運動をしないと筋肉量が減少し、基礎代謝が下がることもあります。

適度な運動を取り入れることで、より効果的に脂肪を燃焼させることができます。

継続することの重要性を理解する

ケトジェニックダイエットは、即効性があることで知られていますが、短期的に体重を落とすだけではなく、長期的な健康維持や体重維持にも役立ちます。

しかし、過度な制限やストレスによる挫折を防ぐためにも、継続することの重要性を理解して取り組みましょう。自分に合った食事メニューや運動方法を見つけ、長期的な目標を持って取り組むことが大切です。

ケトジェニックダイエットの生まれた背景

ダイエット効果が注目される前

ケトジェニックダイエットは、古代から存在している食事法です。特に古代ギリシャやエジプトでは、長期間の断食のためにケトン体を生成する食事法が実践されていました。

しかし、ダイエットとしての効果が注目されるようになるのは近年のことです。

病気の治療法としての認知

ケトジェニックダイエットは、初めて病気の治療法として注目されました。1920年代には、小児てんかんの治療に使われるようになりました。

当初は薬物療法の代替案として導入されましたが、効果が認められるとともに、ダイエット効果も見出されるようになりました。

ダイエット効果の研究と普及

ケトジェニックダイエットのダイエット効果に興味を持った医師や研究者が増え、積極的に研究が行われるようになりました。

特に近年では、肥満や2型糖尿病の改善に効果的であることが明らかになり、一般の人々にも広く普及しています。

ケトジェニックダイエットのおすすめ食材

肉・魚介類

肉や魚介類にはタンパク質や健康に良い脂質が含まれています。特に青魚にはEPAやDHAが多く含まれており、脳の働きをサポートする効果があります。

野菜

低糖質な野菜はケトジェニックダイエットに適しています。レタスやアボカド、ブロッコリーなどの糖質の少ない緑黄色野菜を積極的に摂取しましょう。

ナッツ類

アーモンドやマカダミアナッツなどのナッツ類は、良質な脂質や食物繊維が含まれています。適量の摂取で満腹感を得られます。

筋トレ初心者がまず取り組むべきはローファットダイエット

ケトジェニックダイエットは脂肪を燃焼させ、痩せやすい身体に近づけることができます。

しかし、ケトジェニックダイエットはあくまで色々ダイエットに取り組んだけどなかなか体重が減らないという人におすすめのダイエットです。

これからダイエットを始めようという人はローファットダイエットから取り組むことをおすすめします。

関連記事：【ローファットダイエット】減量に最適なPFCバランスの割合は？

ローファットダイエットで体重が停滞してきた、もうこれ以上体重が落ちてこないといった場合にケトジェニックダイエットに切り替えると停滞期から抜け出せるかもしれません。

まとめ

ケトジェニックダイエットについて紹介しました。

なかなか体重が落ちなくて悩んでいる方にとって、ケトジェニックダイエットはおすすめの方法です。

ケトジェニックダイエットは、低炭水化物・高脂肪の食事スタイルで、体内の脂肪を効率的に燃焼させることができます。また、筋トレと組み合わせることで、より効果的なダイエットが期待できます。

ただし、ケトジェニックダイエットは個人の体質や生活環境によって合う合わないがあります。体調に変化を感じる場合などは慎重に選択するようにしてください。

今回の記事が、筋トレ初心者の方のお悩み解消に少しでも役立てば嬉しいです。

筋トレでダイエット！人生に活力を！まる筋でした！